年賀状印刷サービスの選び方と早割【2027年・未年】宛名印刷と投函日から逆算する
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年賀状を出す枚数は、毎年少しずつ減っている。 それでも、仕事の付き合いや親戚の分でゼロにはならない。 やめられない数十枚が残る、という人がいちばん多いのではないかと思う。
その数十枚を、12 月の最終週に慌てて片づけるか、9 月のうちに終わらせるか。 かかる金額はここで決まる。 年賀状印刷の早割は 9 月がいちばん割引率が高く、締切ごとに下がっていく。 11 月に入ると、割引と呼べる幅ではなくなっていることが多い。
2027 年の干支は未(ひつじ)である。
逆算すべき日付は二つある
年賀状の締切は、感覚的には「年末」だが、実際には二つの日付で区切られる。
一つめは元旦に届けるための投函期限。 日本郵便は例年 12 月 25 日ごろを目安として案内している。 これを過ぎても届くが、元旦には間に合わない可能性が出てくる。
二つめは印刷サービスの出荷までの日数。 最短即日出荷をうたう店もあれば、繁忙期は数日かかる店もある。 宛名印刷を頼む場合は、住所データを入稿してからの作業になるので、その分も見る。
この二つを足すと、余裕をもって注文するなら 12 月の第 2 週までには入稿を終えたい。 そして、価格を優先するならその三か月前に決めることになる。 安さと締切が真逆を向いているのが、この商品の面倒なところである。
選び方の 3 原則
1. 宛名印刷を頼むかどうかを先に決める
自宅のプリンタで宛名を刷ると、はがきの給紙で詰まる、インクがずれる、といった作業が発生する。 数十枚でも、そこそこの時間を取られる。
印刷サービスに宛名印刷を頼めば、住所録を渡すだけで投函できる状態で届く。 宛名印刷を無料にしている店と、有料の店があるので、本体価格だけで比べると総額を読み違える。
住所録は、前年のデータを取り込める店が多い。 初回だけは入力の手間がかかるので、そこを一度越えると翌年から楽になる。
2. 総額は「印刷代 + 送料 + はがき代」で見る
年賀状印刷の価格表示は、店によって含まれるものが違う。
- 年賀はがき代そのものが含まれているか
- 送料が無料になる条件は何枚からか
- 宛名印刷が別料金か
1 枚あたりの単価が安く見えても、送料と宛名印刷を足すと逆転することがある。 枚数が少ないほど、送料の比重は大きくなる。
3. デザインの数より、絞り込みのしやすさ
どの店も「デザイン 1,000 種類以上」と書いている。 実際に選ぶとき、種類の多さは決め手にならない。 写真を入れるか入れないか、縦か横か、といった条件で絞り込めるかどうかのほうが効く。
写真入りを選ぶなら、入稿した写真の配置をその場で確認できるプレビューがあるかを見ておきたい。 仕上がりを見ないまま数十枚刷って、顔が切れていた、という失敗はここで防げる。
年賀状じまいという選択肢
近年は、年賀状のやりとりそのものを終える挨拶を出す人が増えている。 これは「年賀状じまい」と呼ばれ、印刷サービス側も専用の文例を用意するようになった。
出すのは通常の年賀状と同じ時期で、文面のなかに今回で最後にする旨を書き添える。 相手を選んで出せるので、仕事関係だけ続けて、個人的なやりとりは終える、といった使い分けもできる。
サービス別のおすすめと実際の評判
デザインと文例の幅で選ぶなら: 挨拶状ドットコム
年賀状に加えて、喪中はがき、寒中見舞い、引越し・結婚報告はがきまで同じアカウントで扱える印刷サービス。
利用者の評判:
- 高評価: 「デザインの傾向がはっきりしていて選びやすい」「宛名の住所録が翌年も残るので二年目が楽」という声が多い。ビジネス向けの文例が揃っている点を評価する人もいる
- 不満点: 「早割の締切を過ぎると割高に感じる」という指摘がある。繁忙期は出荷まで日数がかかるという声もある
宛名印刷と送料を含めた総額で選ぶなら: おたより本舗
宛名印刷と送料を無料にしている構成で、総額が読みやすい印刷サービス。 年賀状じまいの文例にも対応している。
利用者の評判:
- 高評価: 「宛名印刷まで無料なので、届いたらそのまま出せる」「注文から届くまでが速い」という声が多い。デザインの数と、絞り込みのしやすさを挙げる人もいる
- 不満点: 「人気デザインは他の人と被る」という指摘がある。写真入りの色味が想像と違ったという声もあり、プレビューでの確認は必要になる
枚数が多い、法人で出すなら: ラクスル
ネット印刷のサービスで、年賀状と喪中はがきを扱う。 まとまった枚数になるほど単価が下がる構造になっている。
利用者の評判:
- 高評価: 「枚数が多いと他社より安くなる」「印刷の品質が安定している」という声が多い。法人の挨拶状で使っている人も多い
- 不満点: 「デザインの数は年賀状専門店より少ない」という指摘がある。個人向けのかわいらしいデザインを探す用途では物足りないという声もある
項目別総合評価
| 評価軸 | 挨拶状ドットコム | おたより本舗 | ラクスル |
|---|---|---|---|
| デザインの選びやすさ | ◎ | ◎ | △ |
| 宛名印刷の扱い | ○ | ◎ | ○ |
| 少枚数での総額 | ○ | ◎ | △ |
| 大量注文での単価 | ○ | ○ | ◎ |
| 法人・ビジネス用途 | ◎ | ○ | ◎ |
総合判断
- 数十枚を個人で出す人: おたより本舗。宛名印刷と送料を含めた総額が読みやすい
- 年賀状以外の挨拶状も出す人: 挨拶状ドットコム。喪中や寒中見舞いを同じ住所録で扱える
- 100 枚を超える、または法人で出す人: ラクスル。枚数が増えるほど差が開く
- 今年で年賀状を終えたい人: 年賀状じまいの文例があるサービスを選ぶ。文面を自分で考える負担が減る
- 喪中で年賀状を出さない人: 出すのは喪中はがきで、時期も文面も別の作法になる
注文する前のチェックリスト
- 出す枚数を数えたか(送料の無料条件に届くか)
- 宛名印刷を頼むか、自分で刷るかを決めたか
- はがき代・送料・宛名印刷を含めた総額で比べたか
- 早割の次の締切がいつか確認したか
- 写真を入れるなら、プレビューで配置を確認したか
- 元旦に届けるための投函期限(12 月 25 日ごろ)から逆算したか
- 前年の住所録を取り込めるか確認したか