喪中はがきはいつ誰に出すか【2027年用】時期・範囲・文面の作法と印刷サービス
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喪中はがきは、年に一度あるかないかの作業である。 だから毎回、去年どうしたかを思い出せない。 出す時期も、どこまでの親族で出すのかも、文面の決まりも、そのつど調べ直すことになる。
急いで確認したいことだけ先に書いておく。 出すのは 11 月中旬から 12 月初旬まで。 これは「年内に出せばいい」という話ではなく、相手が年賀状を用意しはじめる前に届ける必要があるからだ。 12 月も半ばを過ぎると、相手はすでに投函している。
誰が亡くなったときに出すのか
一般には二親等以内が目安とされる。
- 一親等:父母、配偶者、子
- 二親等:祖父母、兄弟姉妹、孫、配偶者の父母・祖父母・兄弟姉妹
ただし、これは法律で決まっているものではない。 同居していたか、日常的な行き来があったか、といった実際の関係のほうが判断の基準になる。 三親等の叔父叔母でも、近くに住んで頻繁に会っていたなら出す人はいる。 逆に、遠方で長く会っていない二親等なら出さない、という判断も間違いではない。
迷ったときは、自分が年賀状を書く気持ちになれるかどうかで決めていいと思う。
誰に出すのか
毎年年賀状をやりとりしている相手全員、というのが基本である。 仕事関係を含めるかどうかは分かれるが、私的な範囲にとどめる人が多い。
葬儀に参列した親族には、事情がすでに伝わっている。 この場合は省略することもあるが、出して失礼になるものではない。
文面の作法
喪中はがきには、通常の手紙と違う書き方がいくつかある。
- 句読点を使わない。もともと毛筆の挨拶状に句読点がなかった名残とされる。文の区切りは改行と空白で表す
- 頭語と結語(拝啓・敬具)は書かない。時候の挨拶も入れない
- 賀詞を使わない。「賀」の字が入る言葉は避ける
- 本文は定型に沿えばよい。誰がいつ亡くなったか、生前の厚誼への礼、年賀の挨拶を控える旨。この三つで足りる
近況報告や、喪中と関係のない話題は書かない。 印刷サービスの文例をそのまま使えば、この作法は自動的に守られる。
デザインは薄い墨色や落ち着いた色が中心になる。 はがきに貼る切手も、弔事用の胡蝶蘭柄のものを使うのが通例である。 私製はがきに印刷する場合は、この切手を別に用意することになる。
間に合わなかったときは寒中見舞い
12 月に入ってから不幸があった場合、喪中はがきは間に合わない。 このときは、無理に急いで出すのではなく、年が明けてから寒中見舞いを出す。
送る時期は松の内が明けてから立春まで。 おおよそ 1 月 8 日から 2 月上旬にあたる。
相手から年賀状が届いてしまった場合も同じで、寒中見舞いとして返す。 喪中を知らせられなかったことを詫びる一文を添える形が一般的である。
印刷サービスの選び方
喪中はがきは枚数が少なく、出す時期が短い。 選ぶときに見る点は、年賀状とは少し違う。
- 出荷までの日数:11 月中旬から 12 月初旬という短い窓に間に合うか
- 文例の用意:作法に沿った定型文がそろっているか
- 宛名印刷:住所録を渡せば投函できる状態で届くか
- 切手の扱い:弔事用切手が付いた官製はがきに印刷してくれるか、私製はがきになるか
デザインの数は、年賀状ほど問題にならない。 選択肢が多すぎても、この用途では迷うだけである。
サービス別のおすすめと実際の評判
宛名印刷まで任せたいなら: おたより本舗
宛名印刷と送料を無料にしている構成で、届いたらそのまま出せる状態になる。 喪中はがき専用の文例が用意されている。
利用者の評判:
- 高評価: 「注文から届くまでが速く、11 月に入ってからでも間に合った」「文例をそのまま使えたので文面で悩まずに済んだ」という声が多い。宛名印刷まで無料な点を挙げる人も多い
- 不満点: 「デザインの違いが分かりにくい」という指摘がある。喪中はがきは意匠の幅が狭いので、これはこの商品の性質でもある
枚数が多い、法人で出すなら: ラクスル
ネット印刷のサービスで、年賀状と同じ窓口から喪中はがきを注文できる。 枚数が増えるほど単価が下がる。
利用者の評判:
- 高評価: 「印刷の質が安定している」「まとまった枚数だと安い」という声が多い
- 不満点: 「個人向けの細かい選択肢は少ない」という指摘がある。少枚数だと割高になるという声もある
項目別総合評価
| 評価軸 | おたより本舗 | ラクスル |
|---|---|---|
| 少枚数での総額 | ◎ | △ |
| 大量注文での単価 | ○ | ◎ |
| 文例の充実 | ◎ | ○ |
| 宛名印刷の扱い | ◎ | ○ |
| 出荷の速さ | ◎ | ○ |
総合判断
- 数十枚を個人で出す人: おたより本舗。宛名印刷を含めた総額と、文例の使いやすさで扱いやすい
- 100 枚を超える、法人名で出す人: ラクスル。単価の差が出る
- 11 月に入ってから気づいた人: 出荷の速いサービスを選ぶ。12 月初旬までに相手に届けば間に合う
- 12 月に不幸があった人: 喪中はがきは見送り、年明けの寒中見舞いにする。急いで出すより作法に合っている
翌年の年賀状を再開するときは、年賀状印刷サービスの比較にまとめてある。 同じ住所録を使い回せるサービスなら、翌年の手間が減る。
出す前のチェックリスト
- 出す時期(11 月中旬〜12 月初旬)に間に合うか
- 誰までの不幸で出すかを決めたか
- 毎年やりとりしている相手を数えたか
- 文面に句読点・頭語・賀詞が入っていないか
- 弔事用切手が必要か、官製はがきに含まれるか確認したか
- 宛名印刷を頼むか、自分で書くかを決めたか